CHIE TAKEOKA'S STYLE
まず竹岡さんがセレクトしたのが、今季の注目アイテムのひとつであるストライプのシャツとパンツのセットアップ。イギリスの老舗シャツ生地メーカー、トーマス メイソンの生地で仕立てたシャツは、カフスがスタッズとシェル素材、表裏で異なる表情を変えることができる。スカーフの端にはボタンホールがあしらわれ、巻くだけでなく、大きな襟のように留めて着こなせるなどアレンジ力も魅力だ。「スカーフを付属するって発想が粋ですよね。形がより強調されて可愛いと思い今回はジャケットに被せました」。フランスの避暑地、ドーヴィルの街をテーマにした今季のコレクションは、爽やかな風を感じるようなリラックスムードも魅力。「トレンドのパジャマルックですが、ジャケットやヒールでピリッとしたムードを足せば大人の女性でも自信を持って着こなせると思います」
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Styling Tip
"あえての崩し"が生む
小粋なニュアンス
付属のスカーフに自前の黒のスカーフを重ねて、そこにリーフ型のブローチでアクセントをプラス。少しずらしたスカーフの巻き方も竹岡さんのこだわりだ。「スカーフ使いや袖の出し方、パンツも少し腰を落としたり……スタイリングの小技はランウェイをヒントにすることも多いです。整えすぎないというか、崩してバランスをつける。端正でいいものを着ているのだけど、真面目すぎない感じにワクワクします。スカーフの結び方も、色々試しながら自分らしいバランスを見つけています」
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Styling Items
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続いてジレとレースのパンツで黒のワントーンスタイルを披露してくれた竹岡さん。襟元にトレンチコートのデザインを取り入れたジレの襟を立てることで、着こなしはよりスマートな印象に。「このジレは肩のラインがしっかり出るので、シルエットが作りやすい。しなやかで軽くて、リネンツイルの素材感も素敵。中に長袖を合わせたり、素材の落ち感を活かして上からトレンチできゅっと絞ったり、ロングシーズン活躍しそう。ポケットの配置も絶妙で、腰のラインにメリハリが出て立ち姿を綺麗に見せてくれます」。ボトムにはレースのパンツを合わせて、縦長シルエットが完成。「繊細だけど、柄がしっかりしている美しいレースだと思います。透け感があるので、ブラックコーデも暗くなりすぎずに着こなせます」
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Styling Tip
存在感のあるベルトで
シルエットにアクセントを
ドローコードでウエストラインを程よく絞ることも可能なジレだが、竹岡さんはきゅっとベルトでマーク。「ただの縦長のIラインではなく、ボックスのシルエットを意識しました。そこにベルトでコントラストをつけています」。大ぶりのベルトでポイントを作ることで、間延びしないメリハリのあるワントーンコーデが完成。
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Styling Items
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「普段からシャツと同色のネクタイのコーディネートが好きで、このシャツはそのスタイルがひとつで完成するアイテム。付属のタイはキュッとリボンのように結んだり、色々とアレンジが楽しめそうですね」と竹岡さん。SA VILLE / SA VIEとは、ブランドのデビュー以来のお付き合いだそう。「仕事でもよくリースさせてもらっています。たとえば雑誌でシャツ特集の時。SA VILLE / SA VIEのシャツにはメンズのディテールなど他のブランドではあまりないような捻りが入っていて、ちょっと一筋縄ではいかないデザイン(笑)。このシャツも袖がダブルカフスになっていたり、細かい部分にまで小技が効いてる。丁寧に作られているのを実感できるし「こんなところまで可愛いんだ!」と、発見とときめきを与えてくれます」
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Styling Tip
こだわりの小物使いで
ムードをとことん楽しむ
シルエットにこだわったベーシックなスタイルが好きだと語る竹岡さん。ウールシルクのライン入りパンツのドレスライクなムードを生かして、サスペンダーとブーツでボーイッシュに味付けした。「シンプルなものにベルトやブローチ、タイなどで足していくのが好きなんです。今回はサスペンダーで、男の子の正装のインナーという気持ちでコーディネートしました」
CHIE TAKEOKA'S STYLE
Styling Items
「シンプルなスタイルが好きで、カットソーやパンツ、気に入ったら同じものを何着も買ってそればかり着ているタイプ。でもそれだけだとちょっとつまらないので、小物で楽しい味付けをするのが私らしいスタイルです」と竹岡さん。選ぶ小物は、遊び心とクラフト感のあるスタイルが好みだそう。このロエベのバッグもレザーをパッチワークして柄を紡いだ職人技に、自身の感性が騒いだのだと言う。「遊び心や少しツッコミどころがあるものに惹かれます。身にまとってるものがカンバセーションピースになるって素敵ですよね」











