おしゃれのヒントが満載。

スタイルメーカーの
着こなしレッスン

毎シーズン多くの服に触れ審美眼を磨き続けるファッション業界で活躍するクリエイターたち。公私ともに自分らしいスタイルを確立した彼女たちは、SA VILLE / SA VIEの服をどのように楽しむか。そのこだわりのコーディネイト術をお手本に、あなたも自分だけのスタイルを見つけて。2025年秋冬シーズンの第1弾となる今回は、自身もスタイルアイコンとして活躍するスタイリストの百々千晴が、カジュアルシックな美意識が光るコーディネイトを披露してくれた。

Vol.09

CHIHARU DODO

PROFILE

百々千晴 Chiharu Dodo

シンプルで洗練されたスタイリングに定評のあるスタイリスト。雑誌や広告のほか、俳優やモデルも厚い信頼を寄せる独自のセンスを持ち味にブランドディレクターとしても活躍。2019年には自身のブランド「SHISHIKUI」をスタートし、2024年にはファッショングッズに特化したブランド「バクト(VAKT.)」をローンチ。YouTubeチャンネル「DODOTUBE」も人気。

Vol.09

CHIHARU DODO

CHIHARU DODO'S STYLE

「ドキッとするかどうか」が、アイテム選びの基準だと語る百々さん。「”好き”の感性を大事にしています。ラグジュアリーブランドも好きだけど、古着も好き。惹かれる服はピンキリでたくさんあるけれど、ひとつひとつのアイテムにはっきりと「ここが好き」という理由があります。SA VILLE / SA VIEの服からは、シャツもパンツも綺麗な作り方をしているというのが伝わってくる。生地やパターン、仕立てかたにも、そのすべてにおいて細部までこだわりが感じられるところが好きです」。タイ付きのシャツとトラウザーのマニッシュなコーディネイトにはスポーティなレザーベストをプラスしダンディな遊び心を。「よく聞かれるのですが、服選びでのルールや気をつけていることって、実はないんです(笑)。そもそも好きな服しか持っていないので、仕方なく着るなんてこともない。毎日のコーディネイトは直感で決めていて、最後に鏡でパっとバランスだけチェックする程度。そのくらいのほうがおしゃれは楽しい」と、フェミニンなウエッジソールサンダルでコーデにさり気ない色香をプラスした。

CHIHARU DODO'S STYLE

Styling Tip

白シャツよりも使える!
ハイブリッドな万能シャツ


「襟が白と黒の二枚仕立てになっているのがかわいい」と、タイ付きのシャツをコーディネイトの主役としてセレクトした百々さん。黒い襟とセットになったタイは取り外しができるため、シンプルな白シャツとしても着用が可能。マルチウェイな着こなし力でコーディネイトの幅を広げてくれる。

白シャツよりも使える!
ハイブリッドな万能シャツ


「襟が白と黒の二枚仕立てになっているのがかわいい」と、タイ付きのシャツをコーディネイトの主役としてセレクトした百々さん。黒い襟とセットになったタイは取り外しができるため、シンプルな白シャツとしても着用が可能。マルチウェイな着こなし力でコーディネイトの幅を広げてくれる。

CHIHARU DODO'S STYLE

Styling Items

CHIHARU DODO'S STYLE

「抜け感を大切にしている」と語る百々さんがこの秋おすすめするデニムコーデ。甘すぎないピンクの使い方は大人こそ挑戦したいスタイルだ。「ピンクは大好きな色。SA VILLE / SA VIEの綺麗な服を生かしたかったので、カジュアルな印象になり過ぎないようシャツをメインに選びました」。ハリを持たせた生地が特徴のシャツは、襟が高めな気品あるデザイン。百々さんのように開けて着ればネックラインをより美しく見せてくれる効果も。袖にさりげなくボリュームを持たせたシルエットは、カフを外すと袖がきれいなフレアに広がるように計算されていて、より華やかな印象へと見え方も変化する。オンにもオフにも使い勝手のいい1枚だ。合わせたブラックデニムはSERGEとのダブルネームのアイテム。「ダボっとしたカジュアルなシルエットが私の今の気分にすごく合っています。後ろがスナップになっているのも気に入ったポイントです」。

CHIHARU DODO'S STYLE

Styling Tip

トーンの異なるピンクを重ねて
優しい色に深みをプラス


テイラードのシャツを主役にすることで、ピンクのグラデーションコーデにもキリッとしたムードが漂う。「今回はニットを巻いてスタイリングのアクセントにしていますが、肌寒くなってきたらハイネックをシャツの中に着ても。首まわりが華やかになっていいと思います」

トーンの異なるピンクを重ねて
優しい色に深みをプラス


テイラードのシャツを主役にすることで、ピンクのグラデーションコーデにもキリッとしたムードが漂う。「今回はニットを巻いてスタイリングのアクセントにしていますが、肌寒くなってきたらハイネックをシャツの中に着ても。首まわりが華やかになっていいと思います」

CHIHARU DODO'S STYLE

Styling Items

CHIHARU DODO'S STYLE

SA VILLE / SA VIEらしさが光るブラックアイテムで、カジュアルとドレッシーのミックススタイルを披露してくれた百々さん。中に着たのは肌あたりの優しいチュールのドレス。二重に重ねられたスカート部分のチュールが、着る人の動きで心地よいボリュームを生み出す。「ドレスアップにもぴったりの美しいドレスですが、あえてジャケットではなく、スポーティなスタジャンを合わせてハズしました」。なめらかな肌触りと上品な光沢感が特徴のシルクミックスのスタジャンは「綺麗な生地で作られているので、カジュアルダウンし過ぎずに着こなせる」アイテム。ミニマルな佇まいでありながら、肩の落ち感やドルマンスリーブのパターン、ドレーピングなど細部まで微調整を繰り返したこだわりのデザインだ。やや長めに仕立て上げられた丈感が、さり気なくスタイルカバーをしてくれるのも魅力だ。

CHIHARU DODO'S STYLE

Styling Tip

技ありシューズを合わせて、
ブラックスタイルを自分らしく


テイストミックスのコーデを、ボリュームのあるメリージェーンシューズで仕上げた百々さん。「ワンピースとブルゾンだけでハズしが効いてるので、黒のシューズであれば合わせるものは自分の好きなものでいいと思います。コンサバに見え過ぎないように、ボリュームのあるユニークなデザインの一足を合わせました」。

技ありシューズを合わせて、
ブラックスタイルを自分らしく


テイストミックスのコーデを、ボリュームのあるメリージェーンシューズで仕上げた百々さん。「ワンピースとブルゾンだけでハズしが効いてるので、黒のシューズであれば合わせるものは自分の好きなものでいいと思います。コンサバに見え過ぎないように、ボリュームのあるユニークなデザインの一足を合わせました」。

CHIHARU DODO'S STYLE

Styling Items

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ジュエリーや香りで「好き」の感性を磨く

ジュエリーや香りも、服と同じようにその日の気分を重視して選ぶという百々さん。今、彼女のローテーションの一部となっているのが「ハーブっぽい香りが好き」というサンタ・マリア・ノヴェッラのオーデコロン「トバッコ トスカーノ」に、ジュエリー感覚で身につけられるミニモデルのカルティエの「ベニュワール」バングルウォッチ。